
天気予報で連日「乾燥に注意!」と言っているのを耳にしますが、そのせいもあるのでしょうか風邪やインフルエンザがとても流行っていますね。ところで風邪を引いている場合は英語で "I have a cold" と言いますが、インフルエンザにかかっている時は "I have the flu" と言います。風邪の時は a cold と言うのに、インフルエンザの時は the flu と冠詞が the になるのはなぜでしょう?
cold も influenza (flu) もそれぞれ「風邪」そして「インフルエンザ」という意味の一般名詞です。ご存じの通り英語ではこの世に1つしかないだとか、話に既に出てきているような特定される名詞には the を付けて「例のOO」みたいな使い方をしますが、この状況インフルエンザの方だけ the が付いているわけです。つまり「例のインフルエンザ」みたいなことになっているのですが、「例のインフルエンザ」って一体なんでしょう?
インフルエンザというのは言わずもがなインフルエンザウイルスが原因の流行性感冒なわけですが、その名の通りその年により流行しているウイルスが異なるわけです。なんと言っても「流行性」ですからね、同じウイルスにみんな感染しちゃうということですね。ということは「僕ちょっとインフルエンザになっちゃって・・・」なんて言う場合、今流行っているタイプのウイルスによるインフルエンザにかかってしまったということですよね。ほら、「例のインフルエンザ」つまり「今はやっているタイプのウイルスが原因のインフルエンザ」という意味な訳です。the flu の the は「今流行っているタイプのインフルエンザ」という意味で使われているんですね。ま、なるべく "I have the flu" と言わずに冬が終わるよう気を付けましょうね。