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ネイティブでも間違えちゃう 2

英語のネイティブの人達も文法的に間違った英語の使い方をしていることがあるという記事を こちら で書きました。

「ネイティブ」 という言葉はなんだかすごい説得力を持っていて、英語のネイティブスピーカーが英語に関して言う事は全部正しいと勘違いをしている人も多くいます。そう思っていなくても、ネイティブの人に言われると、なんだか説得力があるように感じてしまうというか・・・。でもネイティブだろうがノンネイティブだろうが、知らない事がたくさんあっても当然です。

ネイティブでも間違えちゃう 2_d0203102_0172181.jpg例えば日本語ネイティブの人が外国人に日本語を教えるとします。日本語は母国語だから簡単に教えられると思いがちですが、「こんにちは」 を 「こんにちわ」 と書いて教えてしまう人はきっと日本人の2,3割はいるのではないかと思います (私の勘ですが・・・)。いろいろ読んでいると、「こんにちわ」 と書く日本人が全体の2,3割はいるような気がします。「こんにちは」 という挨拶を教えるとしたら多分レッスン初日とかでしょうから、初日から間違って教えられたのでは、生徒の方もたまったものではないですよね。そういう私だって日本語ネイティブですが、きっと文法的に間違った日本語の使い方をしている事だって、自分では気付いていないだけでいくらもあると思います。

さて英語ネイティブの人でもつい間違って使ってしまう英語も結構あるとは思いますが、昨日に引き続き、思いつくものをいくつか挙げてみます。

やはり何と言っても一番多いのはスペルミスでしょう。でもこれはその人の教育レベルや本人がどのぐらい書くという事について気にしているかで変わってくると思います。これは日本語だって同じですよね。何語だろうが気にしないと適当になってしまいますからね。

例えば大学生であるにも関わらず、「影響する」 という意味の単語のスペルが affect なのか effect なのか分からなくなってしまったりする事は結構よくあるようです。ちなみにaffect は動詞で 「影響する」、 effect だと名詞で 「影響」 という意味になってしまいます。また こちら で以前挙げた everyday と every day の様なスペルの違いなどもネイティブの人でも混乱する事は多いようです。

口語で言うとアメリカでは代名詞 who の目的格である whom がどんどん使われなくなってきています。日本の学校では whom をちゃんと勉強しますが、アメリカでは文法的に whom を使うべきところでも口語では who を代用することが多くあります。このままいくと近い将来アメリカではwhom は書くときしか使わなくなるかもしれませんよ。

また私がアメリカにいた時によく耳にしたのは、anyway と言うべきところを anyways (又は any ways) と言ってしまう間違いです。「とにかく」 とか 「どちらにしても」 という意味の副詞は anyway なのですが、これにsを付けて anyways と言っている人を、特に学生でかなり見かけました。

それから 「などなど」 と言いたい時に使うエトセトラ。書くときはetc. とよく書きますが、この単語はネイティブの人の発音間違いがとっても多いです。発音をカタカナで書くのはちょっと難しいですが、「エトセトラ (et cetera)」 と英語っぽく (?) 言えばいいのですが、「エクセトラ (excetera)」 という人がたくさんいます。これも完全に間違いですね。

こうして挙げてみると、ネイティブだろうがノンネイティブだろうが知識と経験の量の違いだけで、本当に言語は一生勉強ですね。まぁ終わりが無いから興味深いという面もありますからね。学びの過程を楽しみましょう!


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by eigoderelaxblog | 2012-02-27 07:46 | 間違い英語
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